ユニバーサルスタジオジャパンにある『マリオカート〜クッパの挑戦状〜』のアトラクションに乗ってきました!
このアトラクションは、2021年春に開業した任天堂をテーマにした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」内にあるライド・アトラクションです。
まだ乗った事が無い方のためにどんな感じのアトラクションか、酔い具合、怖いのか、待ち時間などについて詳しくまとめます。
さらに高得点を出すコツについてまとめていくので参考にしてみてください。
どんな感じのアトラクション?
『マリオカート~クッパの挑戦状~』はマリオチームの一員として、クッパチームとカートで勝負を行うライドタイプのアトラクションです。
任天堂のゲーム、マリオカートのようなレースの順位を競うのではなく、レース中に獲得できるコイン数を競い合います。
マリオの帽子をイメージした専用のサンバイザーのようなアイテムを身につけて、4人乗りカートへ搭乗し、ライドに繋がれたARゴーグルを装着して出発です。
ゲストはカートの各座席にあるハンドルを使用し、レース中にアイテムボックスから手に入れた「こうら」をクッパチームに投げつけたり、ARゴーグルに表示される矢印に合わせてハンドルを切ったりすることで、コインを獲得していきます。
ルールは簡単で「こうら」をクッパチームに当てるとコインが増えます。その「こうら」は自分が見ている目線の先に飛んでいくので、目標と常に目線に合わせる必要があります。
集めたコインは最後に掲示され、2台のカート分のコイン獲得数(個人ごと)が表示されるようになっています。自分のコイン数はARゴーグルにも表示されます。
さらに専用の「パワーアップバンド」を搭乗時にライドのハンドル中心にある「M」マークにかざすことで、公式アプリに獲得したコインが加算される仕組みになっており、より楽しむことができます。
身長制限あり
身長制限があり、身長107cm以上の方が利用できます。また、身長107cm以上122cm未満の方には付き添い者が必要です。
待ち時間は通常100分越え
アトラクションの待ち時間について通常列とエクスプレスパス、VIPツアーの3つを比較します。
通常の待ち時間
平日に行って110分待ちくらいの人気アトラクションです。内装もたくさん飾り付けがあるのでスタンバイ中もワクワク出来ます。
エクスプレスパス
通常スタンバイ列と異なり途中までショートカットできます。大きいモニターでアトラクションの説明を聞きますが、そこまであまり待たずに行くことができます。しかしそこからは通常スタンバイと合流となるので待ち時間が発生します。
乗り場までは20分~30分ほどで行くことができると思います。
VIPエクスぺリエンス・プライベートツアー
今回私は「VIPエクスぺリエンス・プライベートツアー」を利用しました。これはガイドさんが案内してくれるものでアトラクションの待ち時間をショートカットできます。
一巡目はアトラクションの説明があるので乗るまでに20分ほどかかりました。二巡目以降は全てをショートカットして移動時間の5分くらいのみで乗り場まで行けて、全くスタンバイ列に並ぶことはありません。もちろん合流以降も間を抜けて乗り場まで行けます。
このエリアは入場整理券が必要
この「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のエリアには入場整理券が無いと入ることができません。
エリア入場整理券はパーク入園後に「公式アプリ」または「発券所」で入手できます。
ちなみに開園した朝一番は入場券なしで入れますが、混雑日などは開園してすぐに入場券が必要になる場合もあります。
今回は11月末の木曜日に行きましたが、この日の場合は11時に整理券は終了し、以降は抽選券が必要となりました。キャストに聞いた話によると祝日は朝8時に無くなることもあるそうです!
続いて、入場整理券についてまとめていきます。
エリア入場整理券の入手方法
当日の混雑状況によりエリア入場整理券が必要となった場合、以下の公式の案内に従い整理券を取得できます。
公式アプリでエリア入場整理券/抽選券(e整理券)を手にいれる方法と発券所で取得する方法が載っています。
www.usj.co.jp
ちなみに抽選券とは整理券を取った人がキャンセルした際にその空き分が抽選されるそうです。
なので、私がこのエリアに入った時間帯はキャンセル数が少なく、4組しか当選してなかった。もちろん日により変動すると思います。
USJのオープンは早い事が多い
USJは通常オープンより早く開くことが多いので、オープン時間には入場券が無くなってしまうことがあります。
私が入園した日の場合は本来9時開園予定でしたが、8時15分には開園していました。近隣に住んでいる方や前泊された方はとても嬉しいですが、遠方からの方はどうしても入園が遅くなってしまいます。
絶対に入りたい場合は、前泊などして朝一で行くか、入場確約付きプランやエクスプレスパスを買った方がいいです。
JTB限定にはなりますが、パークに15分早く入れるプランもあるのでおすすめです▼
マリオカートは怖い?酔う?
マリオカートはライド系アトラクションで、絶叫系ではありません。
ただ、アトラクション入口に入ってすぐのところに大きなクッパがいて、小さな子供はクッパが怖くて泣いてしまうこともあるそうなので注意が必要です。
※乗り物の途中にも大きなクッパが出てきますが、映像なので目をつむっていれば大丈夫です!
時折、カートが旋回する事がありますが、浮遊感はないので絶叫系が苦手な方でも楽しめると思います。
カートのスピード感としては速くなくゆっくりとした動きですが、映像は任天堂のゲーム「マリオカート」の速度くらいで動きます。
映像を合わせたライドは3Dメガネを装着するので酔いやすいものが多い(スパイダーマン、ハリーポッター、ミニオンハチャメチャライドなど)のですが、マリオカートで使用しているARゴーグルではキャラクター達やアイテムが動いているだけなので、画面酔いするようなことはないので大丈夫です。
今回4人で行って、全員映像系のライドには弱いのですが、1人も酔わずにマリオカートを周回することができました!
ライドを楽しむための注意点
せっかく100分以上待ったのによく分からず終わってしまったでは、もったいないです。マリオカートを楽しむ上でいくつか注意点をまとめていきます。
ゴーグル装着位置が難しい
スタンバイ列で頭につけるサンバイザーが配布されます。このサンバイザーは少し重いのでしっかり締めないと前方へズレてしまう可能性があります。また、サンバイザーの付け方が悪いと乗車時のARゴーグルに表示される映像の高さが合わず、少し首を下げないとしっかり見えないです。
目標を狙う際には常に目線を合わせる必要があるため、サンバイザーは眉毛上くらいまで下げて装着し、ゴーグル低めに取り付けると全体が良く見えました。
ライド中に行う操作が多い
初めて乗る場合には、ルールをよく聞いていてもいざ乗ってみると何してるか分からず終わってしまいます。
ルール自体は簡単なのですが実際に乗ってみると行うことが多いです。というのも、ライド中にハンドル操作やこうらを撃つ操作、目線の操作という複数の事を行う必要があるので、難しく感じます。
知っておくと良いポイントを3つ解説しておきます。
1.ハンドル操作のポイント
ライド中にARゴーグル横に矢印が表示されます。同じ方向にハンドルをひねる事でコインが貰えます。表示された矢印は2〜3秒程度で消えてしまいますが、同じ方向へしっかり数秒間ひねり続けることで最大5コイン分獲得できます。
ハンドル操作によってカートの向きが変わったりすることは無いので、気にせずしっかりひねるようにしましょう。
2.こうらを撃つ操作
ハンドルに付いているボタンを押すことで「こうら」が発射されます。「こうら」はアイテムブロックを獲得する事で自動的に決まった数がチャージされます。
アイテムブロックの位置は固定なので、闇雲に撃つとすぐに無くなってしまいます。ポイントをしっかり狙って撃つ必要があります。
3.目線の操作
クッパの手下に「こうら」を当てることでコインが獲得できます。その際に、目標となる相手にしっかり顔を向けて目線に捉える必要があります。
手下は動き回るのでその動きにも合わせていく必要があり、これがかなり難しいポイントでした。ちなみにマリオの仲間に当ててもコインは貰えません。
ARゴーグルの下に獲得コインとこうら数が表示されているので、こまめに「こうら」の数を確かめましょう。
高得点を出すためのコツ
せっかく乗るなら高得点を狙いたいですよね!?
そこで、キャストさんから聞いたコツや自分で発見したことをいくつかまとめていきます。
1.クッパチームにこうらを3回当てる
クッパチームの1匹に対してこうらを3回ぶつける必要があります。適当に走っているクッパチームをそれぞれ狙っているだけではコイン数が伸びません。
同じ敵に3回こうらを当てると、くるくるしてどっかに敵が飛んでいきコインが多く貰えます。また、マリオチームの仲間にこうらを当てないように注意しましょう。コインは入手できず、こうら数が減って勿体無いです。
こうらの無駄うちは少なくしましょう。
2.ハンドルはしっかりひねる
ARゴーグル内に矢印が表示が出たらハンドルをしっかりひねりましょう。さらに矢印が消えたのを確認するまできりつづけることがポイントです。
通常3コインですが、最大5コイン分入手できます。
3.こうら数の管理を徹底
「こうら」は無制限ではなく数が決まっているので、数を確認しながら攻撃していきましょう。
また、大きい敵が出現するポイントはみんなで?たくさん当てることでコインが貰えるようでした。炎のクッパが出てくるところでは、たくさんこうらを当てる事でコインが貰える事を確認しました。
さらに実は隠しブロックがいくつもあるので、周りをよく確認してみましょう。例えば、走っている方向とは逆側に出現している場合もあります。
私の場合は、注意しながらやって180コインくらい取ることが出来ました。
最後にその月1番多くコインを獲得した枚数が表示されているのですが「320枚」くらいでしたが、これを超すには何回も乗って練習するしかなさそうです。
マリオカートはコインを増やすというゲーム性があり何回乗っても新しい発見があり小さい子から大人まで楽しめるアトラクションだと思います!