共立メンテナンスが運営する「共立リゾート 湯回廊 菊屋」の令和3年に新しくオープンした客室「別邸 水の語り部」に宿泊しました。
湯回廊菊屋といえば、夏目漱石が静養に訪れた旅館です。その静養された客室も梅の間として残っています。
今回は歴史ある建物を楽しみながら過ごす食事や客室の様子を紹介していきます。
チェックイン・チェックアウト|桂川が見える
チェックインは玄関を入り、館内を繋ぐ通路で座って行います。ここからは桂川が見えて眺めがいいです。
わたしの場合は16時チェックインのプランだったので、混雑なくスムーズにチェックインできました。その際にチェックインの際に朝食の時間を決め、時間は17時30分〜と19時45分〜の2つが選べました。
チェックアウトは帳場(フロント)に鍵を返して終了です。10時55分頃に行きましたが、空いていました。
チェックイン15時/チェックアウト11時
(プランによって異なる)
温泉付き客室「水の語り部」宿泊
水の語り部には、つり橋を渡っていきます。このつり橋は水の語り部に宿泊する方だけが利用します。
屋外を通るので、雨が降っていたら少し面倒かもしれません。
夜中1時30分~4時30分はつり橋が通行禁止になりますが、本館に用がある場合は、帳場へ連絡すれば大丈夫です。
本館と水の語り部へは鍵が必要
本館と部屋を行き来する際にはこの扉を部屋の鍵を使い開けなくてはいけません。鍵はオートロックでした。
水の語り部宿泊者以外は部屋の方に行けないようになっているみたいです。
水の語り部ツインルーム川側眺望なしの部屋
水の語り部 ツイン(27平米)川側、眺望無しを予約しました。
ベランダに出られるので、桂川を目の前に見ることができます。
- ツインルーム(27平米)
- 間取り:和室7.5畳+テラス+半露天風呂(温泉)
- 定員:2名様
- ベッドサイズ:100cm×200cm 2台
この他にもツインr(35平米)、セミダブル(21平米)、ダブル(22平米)などがあります。
部屋は、靴を脱いで入るタイプで、玄関入って左がトイレ正面がお風呂、右が部屋になってます。
冷蔵庫内にはペットボトルの水2本があります。
その他にお茶とコーヒー、茶菓子にはきんつばと胡麻せんべいが置いてありました。
周りに木が多いので虫がでることがあるので、虫さんセットという、トングと殺虫剤が置いてありました。
クローゼットの中にはハンガー、タオルセット4つ、金庫、非常用スリッパがありました。
半露天風呂(天然温泉)
水の語り部は客室内にヒノキ風呂があり、なんと温泉が出ます。
時間を気にせずゆっくり入れるのが最高でした。しかも、お風呂も桂川に面しているので、窓を開けると川の音と気持ちいい風を感じることができます。
シャンプーとコンディショナー、ボディーソープあり、匂いが独特でした。ジンジャーの匂いが強かったのかも・・・
お風呂と別に洗い場があります。
洗面は独立しているので使いやすいです。
アメニティ類
歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、ヘアゴム、コットン、綿棒、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、ボディタオル
館内着|上下別タイプ
館内着は上下別で、さらに足袋もあります。
館内はこれを着て過ごせるので楽!
帳場前には館内着が置いてあり、必要であれば自由に持って行くことができます。
水の語り部の案内図
客室103の横に製氷機やドリンクバーがあります。ジュースやアルコールが飲み放題!
24時までしかやっていないので注意です。隣には喫煙所もあります。
客室の106、107、108は玄関出るとほぼ屋外になっていました。一応屋根はありますが、冬は寒そうで、夏は虫が集まりそうだなと思いました。
10月下旬宿泊でしたが、夜玄関出たらコオロギがいてちょっとビビった(笑)。その他の水の語り部の部屋は、室内になっていました。
館内案内について
フロント、レストラン、温泉、ラウンジは本館にあります。
本館は歴史のある建物で、こんな感じのところが多く館内を見てまわるだけでも楽しかった。
客室の種類・タイプ
5つの部屋タイプがあります。
- 本館:花の語り部、月の語り部
- 新館:風の語り部、水の語り部
- 離れ:草庵
ラウンジスペース
レトロなスペースに紅茶、水出しコーヒーや駄菓子があり無料です。
- 夕:乳酸菌飲料
- 朝:牛乳、コーヒー牛乳
本館1階にあり24時間利用でき、落ち着いた雰囲気で過ごすことができます。
大浴場・貸切温泉
貸切4つと大浴場男女別で2つずつあり、全て無料で利用できます。
貸切風呂は、露天風呂「月」「星」内風呂「古代の湯」「岩戸の湯」があります。
貸切温泉入口の札が空になっていたら、空いていて入れます。
自分が使うときは札を、「使用中」にし、入浴中は鍵を必ず閉めましょう。
大浴場は、本館1階にある「朱雀の湯」と本館地下1階にある「菊風呂」があります。朱雀の湯が露天風呂があり、菊風呂よりも広かったです。
ショップ
菊屋オリジナル商品や伊豆の名産品などを販売しています。
営業時間:9時~22時
食事|会席料理
夕食
メニュー赤字の「台の物」「洋皿」「お食事」は選択方式です。
台の物は桜海老のかき揚げ、洋皿はビーフシチュー、お食事は山葵海苔御飯を選びました。
私は好き嫌いが多いのですが、全て美味しく食べることができました!
量も結構多くて大満足な食事でした。
朝食|洋食もしくは和食
夕食の時間に朝食時間と種類を選びました。メニューは和食と洋食があり、時間は8時と9時の2つから選べました。
今回2人で行ったので、洋食と和食1つずつ選んでみました。どちらも美味しい料理でした。
夜食|夜鳴きそばサービス
共立リゾートといえば夜鳴きそば!(無料)
本館1階で22時~23時の間お夜食処にて提供しています。
館内案内
チェックイン時にこの紙がもらえます。館内マップや館内施設の詳細が書かれています。
今回は利用できなかったのですが、おしのぎという、18時から18半まで夕食までの空腹をしのぐ物が提供されます。
スタッフに聞いてみた所、静岡おでん3種類の用意があるそうで、19時45分~の夕食を選んでもおしのぎがあれば遅い時間でも大丈夫そうです。
アクセスについて
バスの場合は、修善寺温泉駅がホテルの目の前にあります。道路を挟んで迎え側にあるので気をつけて。
JR+バスの場合
JR三島駅ー伊豆箱根鉄道(30分)ー修善寺駅ー伊豆箱根バス(約8分)ー湯回廊菊屋
車の場合
高速道路沼津ICー国道136号線(約35分)ー修善寺ー湯回廊菊屋
駐車場はホテル横と少し離れた所に2ヶ所あり、菊屋入り口前に車を停めるとスタッフが駐車場の案内をしてくれます。
今回ホテル横の駐車場が満車だったので、歩いて3分くらいの所にある第2駐車場へ案内されました。
第2駐車場は、修善寺や竹林の小径など観光をしやすい立地にあります。