脱たぬきブログ

本ページは広告を含みます

北海道のトマムで過ごす広大なリゾート「星野リゾート トマム ザ・タワー」宿泊記


幻想的な雲海や広大な牧場が魅力的な北海道トマムにある「トマム ザ・タワー」に宿泊してきました。

トマム ザ・タワーは星野リゾートブランドの「その他の個性的な宿泊施設」に分類されて、同じ敷地内には星野リゾートのリゾナーレに属する「リゾナーレ トマム」もあります。

大きな違いとしては、価格となります。リゾナーレ トマムの場合はオールスイートルームなので、ジェッドバスやサウナを完備した客室があり、ちょっといい値段がします。

今回はトマム ザ・タワーの客室、トマム内にある関連施設、体験できるアクティビティ、雲海情報について詳しく紹介します。

トマム ザ・タワー 客室の様子


タワーが2つあり、今回は「トマム ザ・タワー1 スタンダードツイン」の客室タイプにしました。

タワー1はツインタワーの東側、緑と白の建物です。

客室は35階までありますが、34階の高層階の客室でした。部屋タイプには最大5名まで泊まれる広めの客室がありますが、低層階での用意となるようです。

客室情報
人数:1〜2名
面積:24〜27㎡
ベッド:ツイン
水回り:トイレ・バス一緒


鍵はオートロックではなく鍵を差し込むタイプです。



今回の部屋はリビングと寝室が離れた作りをしていました。玄関を入って、すぐの所にリビングスペースがあります。



リビングと寝室を繋ぐ通路には、ドレッサーと椅子が置いてあり化粧しやすかったです。



寝室にはツインベッドがあり、ベッドの大きさは195cm×97cmです。

枕元にコンセントが各1つずつあります。



エアコンは温度調節や風量調整がパネルではなく、ダイヤルで調節するタイプでした。



リビングの右側には水回りがありました。

バス・トイレ一緒のタイプです。リノベされているので綺麗でしたが、シャワーカーテンが少し生乾き臭かったです。



シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、フェイス&ハンドソープがあります。

クレンジングは無かったので持参したほうがいいです。

忘れても売店で売っています。また、森林の湯にはクレンジングと洗顔があるので、そちらを利用するのもいいと思います。

売店が閉まってしまったあと、クレンジングについてフロントで聞いてみたところ、ミナミナビーチに置いてあるクレンジングを小分け袋に入れてくれました。



部屋はハンガーが4つしかなく、洗濯を干すには足りないので、追加で依頼しました。

フロントで直接言って、その場で貰いました。

部屋からの景観


今回宿泊した部屋は窓が3ヵ所ありました。

32階からの景色はトマム施設の範囲全体が観えます。

ゴンドラやスキーの滑走路、あとは遠くまで山々が続いています。夜間はホタルストリートやリゾナーレのライトが綺麗でした。



朝方には雲海が見えます。雲海情報については後述しますが、これで雲海発生率50%です。

とても幻想的な景色を楽しむことができました。

アメニティバー


アメニティバーから必要なものを持っていく方式で、ヘアブラシと歯ブラシ、ヘアゴム&綿棒、カミソリのみでした。

フロントに伝えれば、キッズアメニティセット(ルームウェア、スリッパ、歯ブラシ、体を洗うバブルボール)の用意があるそうです。また、ベビーベッドも貸し出しがあるので、事前に問い合わせをしましょう。


ザ・タワー館内の設備

ラウンジ ユックユック


メインエントランスを入って右手側にあるラウンジスペースで、滞在中自由に過ごせます。

ラウンジからはウェルカムコートという庭が見えます。

営業時間:10時から20時まで



ラウンジではドリンクサービスがあり、コーヒーや水、ジュース、紅茶が飲めます。

さらにシャンパンも自由に飲むことができます。

ショップ


牛乳やチーズ、ヨーグルトなど新鮮な乳製品があります。


客室にはペットボトルが無いので、ショップや自販機で購入となります。ペットボトルなどはホテル価格でちょっと高めでした。


トマム関連グッズがあります。

コインランドリー


北海道に連泊したので、今回コインランドリーを利用しました。

コインランドリーの場所は、ザ・タワー2の2階にあります。私はタワー1に宿泊したので、一度1階に降りてきて、連絡通路を通ってタワー2へ行く必要がありました。

洗濯機・乾燥機有料。洗濯機は1回300円で、乾燥機は200円30分からです。

洗濯機は洗剤自動投入式なので洗剤はありません。

洗濯後に洗濯槽に付いた水垢汚れが洗濯物にかなり付着するので注意です。また、洗濯を行う前に槽洗浄機能があるので、洗濯機の説明を一読した方がいいです。

洗濯の量がそんなに多く無かったので30分乾燥しましたが、完璧に乾きませんでした。1時間くらいやらないとダメかもしれません。


星野リゾートトマム周辺施設


星野リゾート トマム内はとても広く、様々な施設があります。

施設内の移動は徒歩だけでなくバスも巡回しています。ミナミナビーチ、リゾートセンター、水の教会、ザ・タワー、ニニヌプリ、リゾナーレトマムを運行しています。

各施設の詳細についてまとめます。

ファームエリア


トマム ザ・タワーから徒歩5分程度で着きます。ファームエリアへ行く途中にGAOアウトドアセンターがあり、アクティビティの予約やファームカフェでの食事ができます。

アクティビティとしては、乗馬体験やバギー、サイクリング、カヌーなどが出来ます。

アクティビティの詳細と料金


予約が必要なものもあり、人気があるものは早めに終了してしまう場合があります。

私が行ったときは、乗馬体験が予約不要でしたが販売終了してました。なので、予約不要でも売り切れる可能性があるので早めに受付した方が良さそうです。



ファーム内にはヤギや牛、馬、羊がいるので、散歩しながら見て行くのも楽しいです。

たまにうんち💩が落ちているので足元注意!

かなり広いのでカートドライブを利用されている方もいました。

ホタルストリート


ザ・タワーから徒歩で5分くらい、屋外に出ることなく連絡通路を通ってアクセスできる施設です。

食事や買い物ができる9つの店舗があり、ウッドデッキなどで繋がったオシャレな街並みです。

通路にはウッドチップが敷かれていたり、夜間には焚き火がありました。

ホタルストリートの食事

ホタルストリートは店舗ごと異なるお店があります。

・カフェ&バー「つきの」
・スイーツ「ミセスファームデザインズ」
・北海道イタリアン「アルテッツァトマム」
・海鮮丼と洋酒「GIN」
・ワインハウス「TOMSMU Wine House」
・麺屋「竹蔵」
・釜焼きステーキ&鉄板ハンバーグ「カマロ・ステーキダイナー」
・スープカレー「GARAKU」


メニュー一覧

メニューはこんな感じでした。お店によってはテイクアウトもできます。



私はスープカレー「GARAKU」と北海道イタリアン「アルテッツァトマム」でテイクアウトしました。

お店で直接頼むと待ち時間があります。

スープカレーは人気があるのか、30分ほど待ちました。

電話注文して取りに来ている人もいました。その方がスムーズに受け取り出来ていいと思います。



お昼は麺屋「竹蔵」で帆立ラーメンを食べました。

食事する所は沢山あるので、お昼や夕食を食べるのに困ることはありません。

ほとんどのお店が、21時30分ラストオーダーになっています。

ミナミナビーチ


日本最大級30m×80mのインドアウェーブプールです。造波タイムでは平行波と荒波タイムがあります。

水深30cmの子供用プールもあります。

1番深いところは遊泳禁止になっているので、泳げる限界は150cmの深さまでです。

水温は少し冷たく感じますが、プール両脇にはジャグジーがあるので温まることができます。



ミナミナビーチのフロントで宿泊者専用パスを提示すると入れます。このパスで大浴場も無料で利用できます。

レンタルアイテムとして、有料ですが水着やラッシュガードがあります。1,100〜1,600円くらい。

遊具アイテムとしては、アームヘルバーやライフジャケットは無料、遊具レンタルやサップは有料です。

波がでるプールなので、浮き輪があると楽しいと思いました。

バスタオル・フェイスタオル無料貸出
木林の湯も入浴可能
ザ・タワー、リゾナーレより送迎バスを運行
営業時間:11:00-20:00(最終入場19:00)
【料金】
宿泊者無料
大人 2,600円 / 小学生 1,100円 / 未就学児 無料

アクティビティ

そのままでも十分楽しいですが、有料のアクティビティもあります。

スラックライン
ミナミナビーチのプールサイドにあるバランスロープのアトラクションです。高さ10cmくらいの綱渡ですがバランスをとるのが難しくスリルがあります。

安全のために2人で行う方が良さそうな感じです。料金無料で出来ます。

ウォーターライン
バランスロープがミナミナビーチのウエーブプール奥に設置されています。こちらはプール上に張ってあるのでよりスリルがあります。

難易度はこっちの方が高いと思います。料金無料で出来ます。

SUP Enjoy Park
ハワイやリゾート地などで人気の大きめのサーフボードを使ったサップ体験が出来ます。

場所はウエーブプール奥で遊べて、波が起きているタイミングだとより楽しめます。

所要時間30分で、料金1艇(2名乗り可)1,100円になります。

サイバーホイール
集合場所はウェイブプール波打ち際で、大きなタイヤの中でクルクル廻りながら、スイスイと進むアクティビティです。

所要時間1〜2分程度/人、料金無料です。

木林の湯

内湯が無いので露天風呂のみの大浴場です。

サウナは広くて利用しやすいですが、混雑時は6〜7人くらい入ることがありました。

大浴場には女湯のみでメイク落としが置いてあります。

営業時間:15:00~23:00(最終受付 22:00)
料金:
・宿泊者無料
・日帰り大人1日券900円 / 小学生1日券600円
無料貸し出し:バスタオル、フェイスタオル
備品:ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、メイク落とし、洗顔
設備:露天風呂、サウナ(内湯はありません)

ミナミナカフェ


メニューとしては北海道産の食材を利用した軽食が食べられます。



雲海情報について


チェックイン時にもらう館内案内の後ろにあるQRコード「トマムコンシェルジュ」を読み込むと、様々なアクティビティ情報を見ることができます。

雲海テラスの項目からは、その日のテラスの状況と雲海発生率の予想を見ることができます。

気温と雲海情報


私が行った日は発生率が50%で、朝6時頃の部屋から見た景色はこんな感じでした。

もう少し朝早ければもっときれいに見えたかもしれません。



気温については、9月下旬で朝は気温8度でした。

こんな感じの服装で行きました。長袖、ユニクロの防風パーカー、ウインドブレーカーみたいなの、下は普通のズボンです。

この格好で寒くはなかったです。



「トマムコンシェルジュ」から現在のゴンドラ待ち時間も確認できます。

朝方が特に混雑するようで、混雑時は1時間程度待つこともあるそうです。

今回、私がゴンドラに乗ったのは6時40分頃でした。ゴンドラに乗ってから15分くらいかかるので、頂上には6時54分頃に着きました。

この時間になると、登り降り両方とも待ち時間なしでゴンドラに乗れました。

スタッフに聞いてみた

5時頃でゴンドラ待ち時間が50分くらいになることもあるそうで、朝早い方が雲海は見やすく、6時50分頃には消えてくることもあると聞きました。

また、日によっては全く雲海が発生しない日もあるそうです。なので、少し見れただけでもラッキーでした。

私が行った日から2日後は、雲海テラスから全体的に雲海を見渡せるくらい発生していました。雲海に出会えるかは、完全に運です。



頂上に行った時には、雲海がうっすら見える程度になっていました。

なるべく早めの時間に頂上へ行く方が、綺麗に見えるかもしれません。

頂上の写真スポット


スカイウェッジやクラウドプールなど写真スポットが沢山あります。

7時頃から散歩を始めましたが、各フォトスポットで写真撮るのに少し並びました。


写真を撮りながらゆっくり周って、ゴンドラ乗り場まで戻ってくるのに1周28分でした。

カフェとショップ


雲Cafeというカフェとショップがあり、ここでしか食べられない物や買えない物があるので要チェックです。

雲海コーヒーや雲海ソフトなど軽食があります。さらにポストカードがあり、ここのポストから投函すると実際に届きます。


朝食は3ヶ所から選べる


朝食が食べられる場所を3ヶ所から選べます。

・ビュッフェダイニングhal-ハル-
 [時間]6:30〜10:00
・森のレストラン ニニヌプリ
 [時間]6:00〜9:00
・レストラン ミカク
 [時間]6:00〜10:00

今回はサーモンといくら丼が食べられるとの情報で、ビュッフェダイニングハルにしました。


パンの種類が多く、味も美味しかったです。



さらにサーモンいくら丼は、いくらのみでの盛り付けもしてくれました。



ライブキッチンではフレンチトーストの提供があります。

レストランの待ち時間も携帯から確認することができます。

平日の宿泊でしたが、8時頃に行き5分ほど待ちました。


アクセス


新千歳空港からトマム駅まで136km程度あり、車だと2時間15分程度、電車だと1時間21分程度です。

画像の水色の丸が新千歳空港、黄色の丸がトマム駅



上の画像を拡大した様子がこんな感じです。



※写真は南千歳からの時刻表になります。

新千歳空港から南千歳駅へ行き、乗り換えで特急「おおぞら」か特急「とかち」に乗ると乗り換えなくトマム駅へ行くことができます。

また、新札幌駅からトマム駅までは乗り換えなく行けます。

本数が少ないので出発時間に注意してください。

自由席が1両しかなく混雑していると座れないこともあるかもしれないので、指定席を買っておいた方が安心かな。

乗車後に指定席を購入することもできると駅員さんが言っていました。

わたしは、行き帰りとも自由席に座ることもできました。



トマム駅は改札に人が居ない無人駅です。帰りの切符は行きの駅で購入したほうがいいです。



トマム駅からは星野リゾート トマム内までの、無料シャトルバスが運行しています。ザ タワーとリゾナーレの方は乗るバスが異なります。

トマム駅に到着するとバスが待っていてくれました。

電車到着に合わせて迎えにきてくれていると思います。

トマム駅からトマム ザ・タワーまでは5分程度で着きます。



ホテルからトマム駅までのバス時刻表で、出発1時間前までにフロントへ予約します。

まとめ

今回はトマムザタワーに宿泊しましたが、ホタルストリート、ファームエリア、食事会場へ徒歩で行けるので立地は便利でした。

雲海を目的に行くなら、早起きしなくてはいけないので連泊したほうが部屋に帰って寝たりとゆっくりできるのでいいかと思います。

スタッフ全員とても親切に対応してくれたので快適に過ごすことができました。

次トマムに行った時は連泊して楽しみたいと思います。

星野リゾートトマムザタワーは時期によりますが、1名12000円くらいで宿泊できます。
各旅行サイトで金額も違うので比較してみてください▼
【ヤフートラベル】 【近畿日本ツーリスト】 【JTB】 【じゃらん】 【楽天トラベル】 【トリップドットコム】