今回7月20日から7月26日の間のMSCクルーズに乗船しましたが、他のクルーズ船と違って、MSCベリッシマ内には洗濯機がありません。
利用できるランドリーサービスはTシャツ一枚で400円くらいするので、わたしなりに洗濯機が無くても快適に衣類を洗濯・乾燥できた方法を紹介します。
正直、夏の時期の船上ということで、屋外の湿気がすごく船内で洗濯物を干して乾くのか不安でしたが、クルーズ期間中に何度か洗濯をしてみて、乾かなくて臭くなることもなかったのです。
MSCベリッシマ乗船中に利用できる有料ランドリーの使い方、自分で洗濯するために準備した100均グッズ、乾燥のコツなど実体験をもとに解説します。
MSCベリッシマに洗濯機はあるの?
クルーズ期間中に有料ですが、船内のランドリーサービスを利用できます。
洗濯時間は正午12時までに回収された洗濯物は、夕食前の48時間以内に返却してくれます。エクスプレスを選択した場合は同日のディナータイムまでに返却してくれます。
有料ランドリーサービスの利用方法と料金
洗濯物はランドリーバッグと一緒にベッドの上に置いておくと、清掃係が預かってくれます。
・ドライクリーニングとアイロン
・洗濯とアイロン
・アイロンのみ
値段はドライクリーニングが洗濯より1ドル高いです。シャツやズボン、靴下、下着などそれぞれ値段が異なるので、数が多くなると結構高くなってしまいます。
なお、クルーズ最終日はランドリーサービスを利用できません。
ランドリーサービスパッケージの案内
クルーズ2日目の夜にランドリーサービスの案内が入っていて、まとまった量を洗濯してくれる有料サービスがあります。
衣類クリーニングの量に合わせて2種類のプランです。
・パッケージL2(1室につき20点まで)45ドル
・パッケージL4(1室につき40点まで)64ドル
単品で依頼するよりまとめてお願いする方が楽かもしれません。
自分で洗濯する方法とおすすめグッズ
私が宿泊した客室は内側窓なしなので、バルコニー付きの部屋のように屋外に干したりできませんし、もちろん日にも当たりません。
乗船した日の屋外は湿気があり、じめじめする感じで7月のためか夜は昼に比べて湿度が高かったです。しかし、船内の空調は、日中と夜共に冷房がしっかりと効いていて、湿気を感じないほど快適でした。
客室もじめじめする感じは無いですが、逆に乾燥しているのか、朝起きると喉が乾燥して痛いというようなこともあるくらいでした。
持っていく洗濯グッズを紹介
・フック付き磁石(100均)
・洗濯ロープ(100均)
・物干し(100均)
・折り畳みバケツ
・レノア洗濯ビーズ
・洗濯ばさみ
便利の磁石フックと洗濯ロープ
大人2名の洗濯物で、磁石4つあれば足りました。
人数が多い場合や壊れた時のために予備を多めに持って行った方が安心かもしれません。
購入の際にフック付き磁石には耐荷重量があるので注意です・
洗濯ロープの注意点として、ハンガーの重みで中心に寄ってしまいますし、磁石が動いてしまい上手く干せなかったです。
2つとも100均買えます。
丈夫な小さい物干しは服を干すのに便利でした。
物干しロープには、靴下や下着など軽い物を洗濯ばさみで挟んで使う事としました。
洗濯ロープを付けている磁石にハンガー1本ならかけかれました。
洗濯物の香り対策の工夫
レノア洗濯ビーズは衣類の匂い付け目的に持って行きました。
なぜこのメーカーにしたかというと、液体柔軟剤はこぼれたら嫌だとな思い、洗濯ビーズを使う量だけ袋に入れて持っていきました。
洗濯は船内に備え付いているボティソープで洗い、香りつけとして使用します。とにかく洗濯が臭くなるのが嫌だったので持っていきました。
折り畳みバケツの選び方
洗濯バッグも検討しましたが、バケツなら家に帰ってからも使えるかなと思い折り畳みバケツを採用しました。
今回の折り畳みバケツのサイズは以下の物にしました。
・横:37センチ
・縦:27センチ
・高さ:17センチ
*畳んだ時の高さ:5cm
他にも、とにかく荷物を少なくしたい方におすすめの商品「使い捨て洗濯袋」も便利でありかも!
実際に乾いた?洗濯のタイミングとポイント
わたしの場合は、シャワーを浴びる時についでに洗濯をしました。洗面所では狭くて洗いにくいのでシャワー室を使った方が楽です。
備え付けのシャワージェルで衣類をごしごしと簡単に洗い、すすいでから折り畳みバケツへ入れます。その後、折り畳みバケツに洗濯専用ビーズとお湯、洗濯物を入れ数分間放置します。*2人の旅だったので、手分けして洗濯をしました。
すすいでからよく絞りますが、シワになりやすい服は客室や船内にアイロンがないので、洗濯しない方が良さそうです。
手だけだと絞りが甘いので、プールタオルやバスタオルを使い挟んでさらに水気をとります。バスタオルとプールタオルは清掃時に毎回新しいものに変えてくれるので、気兼ねなく使えました。
乾きにくい綿のTシャツはドライヤーとタオルを使い、少し乾かしてから干しましたが、厚手のズボンはさすがに乾かないと思うので、洗濯をせずにファブリーズのみという感じです。
このようにして洗濯乾燥を行って、12時間ほどで乾きましたが、生乾きの匂いもなかったので快適でした!
今回、洗濯した衣類の紹介は以下の感じです。
・イオンのピースフィット
・ポリエステル100%の薄地のズボン
・綿100%の厚手のTシャツ
・ユニクロエアリズムコットンTシャツ
・earth music&ecology薄地のTシャツ
・下着
・靴下
・ハンドタオル
・水着
これら全て自分で洗濯して乾いたことを確認していますが、スエットやジーパンみたいな厚手の物は乾きにくいと思うので、洗わない方がいいです。
洗濯する場合は素材に注意が必要で、綿100%のTシャツはちょっとシワっぽくなってしまいました。
2日目くらいにクリーニングがお得になるプランの案内があり、量が多いなら高いけどクリーニングサービスを利用するのもいいと思います。
【合わせて読みたい記事】
www.tanupooon.com